改造部屋テレキャス改造

ヤマハのテレキャスタイプの色も音も気に入らなかったので改造してみました
その手順をご紹介いたします。
元々このようなギターでした
この赤と言うより朱色が
気に入らなかったので
色を変えるついでに
ピックアップも違うタイプにすることに
パーツを外して
ネックとボディを分離
僕の場合は鑿でバキバキ剥がします
それにしても塗装が硬い
鑿とペーパーで剥がして
途中で文明の利器も使いましたが
ボディの形まで変わるので
止めました、ピックアップの
ザグリをマスキングテープで囲みます
彫刻刀で地道にザグリを
入れました
途中で飽きて来てピックアップが
入ればよしとしました
ちなみにピックアップはP-90タイプです
ピックアップとブリッジを
乗せてみました
写真を撮った後にブリッジを逆さに置いた事に気づきました(アホです)
との粉で目止めをしました
塗装の乗りが良くなるように
木部用プライマーも吹きました
サンディングシーラーを塗って
ペーパーをかけたので
着色しました
クリアを吹きました
艶が出て周囲の物が映り込んでいます
後は1週間位乾燥させて
磨きます
ネックの写真です
プライマーとクリアラッカーのみで
仕上げてあります
ロゴはHender今回はPCでロゴを書いています
コントロール部分を大まかに
配線しました
ボリュームポットにボリュームを
絞った時のローカット用 コンデンサー
トーンには国産の
ビタミンQオイルコンデンサー
を付けました
ピックアップ切り替えスイッチは
Fender純正の4接点スイッチです
普通の3接点じゃないところがミソです
耐水ペーパーで水研ぎし
コンパウンドで磨きました
あとは組み立てるだけです
組み立て終了
思ったより精悍な感じです
ピックアップ切り替えスイッチに
Fender純正の4接点スイッチを
使ったことによりフロントとリアの
シリーズ配線も使えます
切り替えはヘッド側から
F+R(シリーズ)
フロント
F+R(パラレル)
リアになっています
裏面です
ジョイントはプレートを使わずブッシュにしてみました
これと言った理由は別にないのですが
ブッシュの方がカッコいいかな?
というだけです(笑)
また塗装し直すことに。
暫く使っているうちに塗装のデコボコなんかが
気になりだしはじめました。
迷ったんですけどまた塗装をし直す事に。
ペーパーで塗装を剥ぎ今回は水性ニスで目止めをしました。
その上からサンディングシーラーを塗りペーパーで平面出し。
今回も潰し塗装なので木地が荒れすぎている所はパテ埋め整形です。
下色に金を吹き付けます
今回狙った色は金の上からシースルー系の青を吹いて
緑と青の中間(光線の加減で色が変わる)
というようにしたかったんですが・・・
金色の上から青を吹いていたら変に塗料をハジクところが・・・
油かなんか付いちゃったのかなぁ?
もう一度塗装を剥がして金からやり直しかぁ?・・・
散々迷って結局手抜き。
金から塗り直す気力も無く家にあったメタリックグリーンで誤魔化すことに。
どんどん理想の色から離れていく・・・
緑の上からクリア分の多い青を吹いていきます。
緑が強すぎる〜、青くなりません。
こうなったらバーストじゃ!!
一向に青くならないことに業を煮やし
周囲だけを青くすることに
思いっきり吹いたら縞模様になってしまった・・・
2000番のペーパーで青と緑の境を研磨
何となくボケたので良い事に。
クリアも吹いてしまいました
もうホントにセッカチなんだから〜(笑)
ペーパーで水研ぎをします
台所用洗剤を溶かした水をペーパーにつけながら磨いていきます
1000番、1200番、1500番、2000番とかけました。
注意することはあまり強い力でゴシゴシ磨かない事 特にトップとサイドの境みたいな角の部分はどうしても塗装が薄かったりするので強くペーパーがけすると クリア部分が無くなって着色部分が出てきたりしますので。そうなったらまたクリアからやり直しですから。
練り状の極細コンパウンドで端の方から磨いていきます。
少し磨いては拭き取るという作業を延々と。
ネックジョイント付近から磨いています
だいぶ磨けてきました
天井の蛍光灯の映り込みで確認
更に細かい液体コンパウンドで磨きます
どうでしょう?
コンパウンドの容器を置いて映り込みを確認です
また暫し放置して部品を組み込みます。
部品を組み込みました。
塗装がまだ完全に硬化していないので
ネジやナットは締め込んでいません。
このまま暫くまた放置しておきます。写真は横になってますけど 実際はクローゼットの中に吊っています。布団が見えてます(笑)
フレイムメイプルの板があったのでヘッドに貼る事にしました
板を厚さ1.5ミリ位に削ります
指板からヘッドのカーブに合わせて板を曲げておきます。
僕は熱湯に漬けながら少しずつ曲げました。
タイトボンドが無かったので木工用ボンドで貼り付けクランプしておきます
クランプが足りないのでガムテープを 使ったりしています、カーブの所はパイプをクランプで押さえて密着させています。
クランプしているところを裏から見ています
銀色がカーブを押さえているパイプです
ネック自体の重さがカーブにかかるようにこのまま放置しておきます。
一日放置した後板をヘッドの形に整えます
だいたいの形にノコギリで切ってクラフトナイフで仕上げていきます
形が近くなったらあて木をしたペーパーでヘッドと大きさを完全に合わせます
トラスロッドの調整穴を開けておきます
元の形に合わせてクラフトナイフで削ってヤスリで仕上げました
ペグの穴も開けます、小さいドリルで穴を開けリーマーで元の穴の大きさまで広げます
多少イビツですが隠れる部分なので良いことにしました
オイルステイン(メープル色)でヘッド表面に着色
塗った時は色が濃すぎたと思いましたが布ですりこむと薄くなったので一安心
プライマーを吹いてからクリアラッカーを薄く吹いてコンパウンドで磨きました
今回はデカールを貼っていません
組み込みが終わりました
何度やっても塗装は難しいですね、満足行く仕上げにはなりませんでしたけど 僕の技術ではこんなものでしょう
裏はこんな感じです、バーストふうにしたのは表だけなのでサイドも裏も緑っぽいままです
世の中ではこれを手抜と言います(笑)
ヘッドにデカールを貼ってみました
本当はこの上からクリアを吹かなきゃならないんですけど まだ吹いていません
次の弦交換の時にでも吹きましょう
一応今回は完成ということで。


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