作成手順
作りたいエフェクターを決めます 最初のうちは歪み系が作りやすいかと思います。
回路図等を手に入れる必要があるので僕は ここで 回路図とパターン図を手に入れています。
回路図だけだと上手くパターンが考えられないので非常にありがたいサイトです。
ビギナーと書いてあるものから始めた方がいいと思います。
LayoutsをクリックしてTo Download File...で パターン図、回路図、必要パーツがわかります。
パーツ購入 ダウンロードしたパーツリストを見てパーツを購入します。
近くに売っているところが無ければネットで購入します
。 僕の場合はタッキーパーツさんで 買っています。
買う時はケース、配線材、電源関連品、ツマミ等も忘れずに買って下さい。 (僕はしょっちゅうどれかを買い忘れてしまいます)
あ、そうそう、基盤は絶対に買わないと作れません(笑)
あると便利なのがICソケットやシングルピンソケットです。
部品はICやトランジスタ等は互換性があったりしますが最初のうちは リスト通りに買った方が良いと思います。
作成開始
このようなユニバーサル基盤を使います。
穴がボコボコ開いているところに 部品を差し込んで部品の足を繋いでいきます。
ハンダを盛り過ぎたりして繋がなくても良い所に まで繋がらないように注意しながら作業をしていきます。
パターン図をよく見ながら部品を挿し込みます。
これは全部挿し終えた絵ですが 一つずつパーツを挿しこみ、パターン図の通りに部品の足を繋いでいきます。
部品の足を使ってこのように繋ぎます。
上手な人がやるとこのように綺麗になっています。
因みに下手な僕がやるとグチャグチャになりますが正しく配線されていれば音は出ます。
ハンダ不良(上手く配線がくっついていない等)があると音が出ない事があるので要注意です。
IC、トランジスタ、ダイオード等は熱に弱いので長時間ハンダゴテをあてるのは避けてください。
ハンダに自信が無い時はICソケットやシングルピンソケットを使ってICやトランジスタを 後から挿し込むようにした方が良いと思います。(後でICやトランジスタを交換したくなった 時にも便利ですし)
ポンチで印をつけてドリルがポイントからずれないようにします。
穴を開けるときはこのようにクランプしてやると楽です。
ドリルを使う時はいきなりその大きさの穴を開けずに細いドリルから徐々に大きくした方が作業が楽です。
ボール盤を持っている人はそのまま開けても大丈夫だと思いますが手持ちのドリルだと 軸がぶれたりドリルの歯が噛んだりしますんで
開けた後は僕の場合リーマーでさらっておきます、穴を広げる作業もリーマーで行います。
穴を開け終わったところです。
エッジをヤスリでさらっておきます、そうしないと組み込みしている時に手を切ることもありますので
サンディングブロック(四角い木片とかでかまいません)を使ってペーパーをかけます。
凸凹を均す程度にかけてその後中性洗剤で洗います。
塗装の喰い付きを良くする為にメタルプライマーを吹きます。
これが無いと塗装がペロッっと剥がれたりしますので。
白を吹きました。今回は白にするつもりなので今回はこのままです。
違う色にする場合も最初に薄い色を吹いておくと上に塗る塗料の発色がよくなります。
部品を組み込みます。基盤がショートしたりしないように基盤の裏(配線部分)を テープなどで覆ってやります。
僕の場合配線を長めに取る癖があっていつもケースの中はグジャグジャになってしまいます(センス無しです)
でもこんなのでも動きます(笑)
自作の良いところは抵抗を変えてみる、コンデンサーを変えてみる、 ICを変えてみる、ダイオードを変えてみると言ったカスタマイズが気軽に出来ることだと思います。
自分の好みになるように調整が出来ることが一番楽しい部分だと思います、設計段階からあれを使ってみようかな、 これを使ってみようかなと考えるのもまた楽しさの一つです。
電子回路が分からないからと諦めないで挑戦してみてはいかがでしょうか?
やってみれば何とかなるものです。


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